比較

Pane vs cmux

要点

cmuxは、多数のコーディングエージェントを同時に動かす人向けに、Ghosttyの上に作られた高速なMacネイティブのターミナルです。タスクはそれぞれサイドバーのタブになり、青いリングとショートカットで、待っているエージェントにすぐ移れます。worktreeとgitはあえて省いているので、分離をスクリプトで用意しない限り、並列のエージェントは1つのチェックアウトを共有します。アプリはMac専用です。Paneも各エージェントに本物のターミナルを用意しますが、タスクごとのworktree、差分、commit、push、マージを加え、Windowsネイティブ、WSL内、macOS、Linuxで動きます。注意の管理とスクリプトで操作できるブラウザがほしいMacのターミナル派なら、cmuxは素晴らしい選択です。分離とレビューを組み込みで使いたいなら、またはMacを使っていないなら、Paneを選んでください。

どちらを選ぶべきか

cmuxが向いている人

  • → Macを使っていて、Ghosttyのように速いネイティブのターミナルがほしい
  • → いちばん必要なのは注意の管理。リング、バッジ、次に待っているエージェントへのジャンプ
  • → エージェントが操作できる、スクリプト対応の埋め込みブラウザがほしい
  • → SSHワークスペースや、エージェントを動かし続ける有料のクラウドVMがほしい

Paneが向いている人

  • → WindowsやLinuxを使っている、またはコードをWSLの中に置いている
  • → スクリプトを書かずに、タスクごとに専用のworktreeがほしい
  • → アプリ内で差分をレビューし、commit、push、マージしたい
  • → 複数のpaneに作業を割り振るオーケストレーターがほしい
  • → 有料クラウドへの入り口になっている無料ツールは避けたい

ひと目で比較

対応一部対応、または注意点あり非対応

Pane対応 14 · 一部 2 · 非対応 0cmux対応 7 · 一部 3 · 非対応 6
基本
どんなツールかデスクトップアプリ。エージェント用の本物のターミナルに、worktreeとgit付きエージェントを見守るためのMacネイティブのターミナル
開発元DcoupleManaflow
ライセンスAGPL-3.0、オープンソースアプリはGPL-3.0、クラウドサーバーはBSL 1.1
料金無料ターミナルは無料。クラウドはProが月$50、Maxが月$200
対応OS
Windowsネイティブ対応(x64とARM64)非対応(最も要望の多い未解決issue)
WSL内のリポジトリ対応。エージェント、ターミナル、gitがディストロ内で動く非対応
macOS対応(Apple SiliconとIntel、署名済み)対応。Ghosttyのエンジンを使ったネイティブのSwiftアプリ
Linux対応(AppImage / .deb)アプリなし。ナイトリーのブラウザビルドとTUIのみ
エージェント
エージェントどのCLIでも可。Claude Code、Codex、Cursorは組み込み済みどのCLIでも。約15のエージェントで状態フックと再開に対応
対応が必要なものの表示状態ドットと通知青いリング、未読バッジ、最新へ移るショートカット
エージェントを動かすエージェントSessionsに加え、runpane CLIとMCPサーバー自分でスクリプトを書くCLIとソケットAPI
日々の作業
タスクごとのworktreeあり。デフォルトでオンなし。意図的な設計
変更のレビューChangesパネルと差分タブなし
commit、push、マージボタンとショートカットなし。ブランチとPRの状態を表示
内蔵ブラウザPRをブラウザタブで開くエージェントが操作できる、スクリプト対応のブラウザのpane
リモートとチーム
別のマシンで実行SSH、Tailscale、HTTPS経由のRemote PaneホストSSHワークスペース、有料のクラウドVM
スマホiOS / Androidアプリは近日公開。今はRemote Pane経由のブラウザアプリiOSのコンパニオンアプリ(有料)
アカウント不要ターミナルは不要、クラウドは必要

基本

どんなツールか

Pane

デスクトップアプリ。エージェント用の本物のターミナルに、worktreeとgit付き

cmux

エージェントを見守るためのMacネイティブのターミナル

開発元

Pane

Dcouple

cmux

Manaflow

ライセンス

Pane

AGPL-3.0、オープンソース

cmux

アプリはGPL-3.0、クラウドサーバーはBSL 1.1

料金

Pane

無料

cmux

ターミナルは無料。クラウドはProが月$50、Maxが月$200

対応OS

Windowsネイティブ

Pane

対応(x64とARM64)

cmux

非対応(最も要望の多い未解決issue)

WSL内のリポジトリ

Pane

対応。エージェント、ターミナル、gitがディストロ内で動く

cmux

非対応

macOS

Pane

対応(Apple SiliconとIntel、署名済み)

cmux

対応。Ghosttyのエンジンを使ったネイティブのSwiftアプリ

Linux

Pane

対応(AppImage / .deb)

cmux

アプリなし。ナイトリーのブラウザビルドとTUIのみ

エージェント

エージェント

Pane

どのCLIでも可。Claude Code、Codex、Cursorは組み込み済み

cmux

どのCLIでも。約15のエージェントで状態フックと再開に対応

対応が必要なものの表示

Pane

状態ドットと通知

cmux

青いリング、未読バッジ、最新へ移るショートカット

エージェントを動かすエージェント

Pane

Sessionsに加え、runpane CLIとMCPサーバー

cmux

自分でスクリプトを書くCLIとソケットAPI

日々の作業

タスクごとのworktree

Pane

あり。デフォルトでオン

cmux

なし。意図的な設計

変更のレビュー

Pane

Changesパネルと差分タブ

cmux

なし

commit、push、マージ

Pane

ボタンとショートカット

cmux

なし。ブランチとPRの状態を表示

内蔵ブラウザ

Pane

PRをブラウザタブで開く

cmux

エージェントが操作できる、スクリプト対応のブラウザのpane

リモートとチーム

別のマシンで実行

Pane

SSH、Tailscale、HTTPS経由のRemote Paneホスト

cmux

SSHワークスペース、有料のクラウドVM

スマホ

Pane

iOS / Androidアプリは近日公開。今はRemote Pane経由のブラウザアプリ

cmux

iOSのコンパニオンアプリ(有料)

アカウント

Pane

不要

cmux

ターミナルは不要、クラウドは必要

2026年10月3日と4日に確認した情報です。対象はcmux Macアプリ 0.64.25とPane v2.4.157。cmuxのアプリはMac専用なので、この比較はMacアプリを実際に動かした結果ではなく、ドキュメント、ソースコード、リリースのDMG、別のクロスプラットフォームTUIのテストに基づいています。

本当の違い:ターミナルか、ワークフローか

cmuxはエージェントを見守るための極上のターミナルです。Paneは、エージェントの作業を分離し、レビューし、出荷までできるワークスペースです。

cmuxはlibghosttyの上に作られたネイティブのSwiftアプリなので高速で、初回起動時にGhosttyのテーマとフォントを引き継ぎます。中心にある考え方は「注意」です。エージェントが対応を求めると、そのpaneに青いリングが付き、タブにバッジが付きます。ショートカット1つで最新のものに移れます。すべてCLIとソケットからスクリプトで操作でき、エージェントがクリックして操作できる埋め込みブラウザもあります。

cmuxがあえて省いているのはgitの部分です。worktreeを作らないので、分離をスクリプトで用意しない限り、並列のエージェントは1つのチェックアウトを共有します。差分、commit、push、マージのUIもありません。Paneはこれらを組み込んでいます。paneごとに専用のworktreeとブランチがあり、レビューとgitはエージェントのすぐ隣にあります。

Windows、WSL、Linux

cmuxのアプリはMac専用で、LinuxとWindowsは最も要望の多い未解決issueです。Paneはどこでも動きます。

cmuxのREADMEには「現時点ではmacOSのみ」とあります。LinuxとWindowsへの対応は最もリアクションの多い2つのissueで、どちらも未解決です。Linuxユーザーが使えるのは、Chromiumベースのナイトリーのブラウザと、別のクロスプラットフォームTUIで、アプリ本体ではありません。

PaneはWindowsネイティブのアプリとしてx64とARM64にインストールでき、WSLに置いたリポジトリではエージェント、ターミナル、gitをWSL内で動かします。署名済みのmacOS版とLinuxパッケージも提供しています。

クラウドとビジネスモデル

cmuxの無料ターミナルは今や有料クラウドVMへの入り口になり、サーバーのコードはソース公開型のライセンスに移りました。

cmux Pro(月$50)とMax(月$200)では、ノートPCを閉じてもエージェントを動かし続けるクラウドVMと、ライブのターミナルとブラウザのpaneを映すiOSのコンパニオンアプリが加わります。2026年9月にはサーバーソフトウェアがBusiness Source Licenseに移ったため、本番環境でセルフホストするには商用ライセンスが必要です。MacアプリはGPLのままです。テレメトリはデフォルトでオンで、オフにできます。

Paneには有料プランも独自のクラウドもありません。Remote Paneは自分のマシンで動き、Pane自身のiOS / Androidアプリは近日公開予定です。

信頼性

cmuxは非常に速いペースでリリースしていて、その代償がissueトラッカーに表れています。メモリ、CPU、状態表示の未解決バグです。

cmuxは30日間で約6,600のcommitをマージし、ナイトリーを毎日出しています。未解決のissueには、16 GBのMacでメモリ使用量が70 GBを超えて増える問題、プロセスごとのアイドル時のCPU使用、共同創業者自身が不安定だと認めた状態表示などがあります。最近のバージョンでは、自分のフックだけでなく有効なすべてのフックのレビューを迂回するフラグを付けてCodexを起動したこともありました。

結論

Macを使っていて、Ghosttyが好きで、どのエージェントが対応を待っているかを教えてくれる高速なターミナルが主にほしいなら、cmuxは素晴らしい選択です。worktreeは自分のスクリプトで追加できます。

分離、レビュー、gitを組み込みで使いたいなら、オーケストレーターがほしいなら、またはWindows、WSL、Linuxを使っているなら、Paneを選んでください。

確認方法

cmuxのアプリはmacOSでしか動かず、私たちのテストマシンはWindows 11なので、Macアプリは実際には動かしていません。2026年10月3日に0.64.25のDMGをダウンロードして解析し、ドキュメント、変更履歴、料金、ライセンス、issueトラッカーを読み、別のクロスプラットフォームTUIをWSL2内でヘッドレスで動かしました。同じPCでPane 2.4.155を動かしました。Macで動かしたら、並べたスクリーンショットを追加します。

各製品の情報は、それぞれのドキュメント、リリースノート、料金、ソースコードから取り、同じ日に確認しました。

実際に試したもの
  • → Pane 2.4.155 on Windows 11, native and WSL2 (Ubuntu 24.04) repos
  • → cmux Mac app 0.64.25 analysed from its release DMG, docs and source (Mac-only); its cross-platform TUI run headless in WSL2
この記事を書いたのは
私たちはPaneの開発元なので、利害関係があります。それでも公平であるよう努めました。cmuxの強みもPaneと同じように率直に挙げています。すべての主張は製品そのもの、またはドキュメントやソースコードで確認しました。スクリーンショットは、私たち自身のテストで撮影した未編集の画像です。
訂正
間違っている点や古くなっている点があれば、教えてください。修正して、ページ上部の日付を更新します。 GitHubでissueを作成
出典

よくある質問

ほかの比較

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ダウンロード*
Windows SmartScreen の警告Pane は未署名のため、直接ダウンロードすると SmartScreen の警告が出ることがあります。 Pane は完全にオープンソースです。コードを確認したり、自分でビルドしたりできます。1. 「詳細情報」をクリック2. 「実行」をクリック3. インストールを続けるPowerShell からなら公式リリースを直接ダウンロードできます。ブラウザ経由で起きやすい問題もほぼ避けられます。npm グローバルインストール
PowerShell に貼り付けてください。Linux

著者 Parsa Khazaeepoul、Paneの共同創業者。 .